2010.4.29 03:08
このニュースのトピックス:領土問題
 「主権回復の日」の28日、都内で記念集会が開かれた。58年前のこの日、サンフランシスコ講和条約が発効し、日本は7年近い連合国軍総司令部(GHQ)の占領から解放され、名実ともに独立国家として再スタートを切った。

 講和条約の眼目の一つは、敗戦国の日本が朝鮮、台湾、千島列島などの旧領土を放棄し、新しい国境線が引かれたことだ。言うまでもないが、北方四島は放棄した千島列島に含まれない。竹島も、日本が放棄した「済州島、巨文島及び鬱陵島を含む朝鮮」に含まれていない。

 いずれも日本固有の領土でありながら、北方四島はロシア、竹島は韓国に不法占拠されたままだ。これらの島が返ってこなければ、真の意味で戦後は終わらない。鳩山由紀夫政権はこの事実から目をそらさず、毅然(きぜん)たる姿勢で返還交渉にあたる必要がある。

 日本が実効支配している離島にも、警戒を怠ってはならない。

 尖閣諸島は中国も領有権を主張し、しばしば領海侵犯事件を起こしている。沖縄近海や日本最南端の沖ノ鳥島周辺でも、中国艦艇の動きが活発になっている。中国海軍は沖縄、台湾を結ぶ「第1列島線」を越え、小笠原諸島、グアムを結ぶ「第2列島線」に至る海域での影響力強化を目指しているといわれる。

 岡田克也外相は「中国などの軍事力強化を考えたとき、現在の自衛隊だけで適切に対応できるかというと、限界がある」と述べた。米軍と連携した国境線付近の防衛強化策を真剣に検討すべきだ。

 日本の排他的経済水域(EEZ)の海洋権益を守ることも大切だ。東シナ海のガス田をめぐり、一部ガス田の日中共同開発などで合意したものの、中国は一方的に採掘・生産を開始する構えを見せている。現行の海洋基本法関連法には、外国に権益が侵害された場合の具体的な対処規定がなく、国益を守る法整備が必要である。

 中国は沖ノ鳥島をEEZが設定できない「岩」だと主張し、レアメタル(希少金属)などの海底資源も狙っている。同島が「島」であることを明確に示すためにも、港湾施設を設けるなどの補強工事が喫緊の課題だ。

 学校や家庭でも、北方四島や竹島が日本固有の領土であることなどを子供たちにきちんと教え、政府と国民が一体となって主権意識を高めていく必要がある。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100429/plc1004290310007-n1.htm


>日本は7年近い連合国軍総司令部(GHQ)の占領から解放され、名実ともに独立国家として再スタートを切った。
米軍基地が日本からすべて撤去され、米國属國媚米忠犬ハチ公体制からぬけださないかぎり、眞の獨立國とはいへぬは!おろかものめ!

>言うまでもないが、北方四島は放棄した千島列島に含まれない。
……

>米軍と連携した国境線付近の防衛強化策を真剣に検討すべきだ。
いかにも媚米の産経新聞らしい主張ぢやはい。こんなんで、よくもまあ名実ともに獨立國家として再出発をきつたなどといへたものだ。なさけない…。

>北方四島や竹島が日本固有の領土...
たけしま が わがくに固有の領土であること に うたがひの余地はないが、北方領土はアイヌ固有の領土であつて、わがくに固有の領土とは いへぬだらう…、ロシア固有の領土でもないが……。北方領土交渉のつくえには主権者たるアイヌもつかせるべきだ!