【エルサレム共同=山口弦二】イスラエルによるパレスチナ自治区ガザの境界封鎖を突破し、支援物資を搬入しようとした親パレスチナ活動家の国際支援船団が31日未明、拿捕だほを試みたイスラエル軍と地中海洋上で衝突し、一部で銃撃戦が起きた。軍高官らによると、船団側の少なくとも10人が死亡、31人が負傷、軍兵士も10人が負傷した。

 イスラエルに国際的非難が高まるのは必至。米ホワイトハウスは同日、「深い遺憾の意」を表明したほか、欧州連合(EU)も事件の徹底調査を求めた。

 死者の多くはトルコ人で、トルコは駐イスラエル大使の召還を決定、国連安全保障理事会の緊急会合の開催を要請した。アラブ連盟は6月1日、2日に緊急会合を開く。カナダ訪問中のイスラエルのネタニヤフ首相は、6月1日にホワイトハウスで予定していたオバマ米大統領との首脳会談を中止し、急きょ帰国することを決めた。

 船の通信状態が悪く、死傷者数の情報は錯綜さくそうしている。支援船は6隻で、トルコ以外に欧州各国の活動家や政治家ら600人以上が乗船。セメントや木材、医療機器など約1万トンの物資を積んでいた。軍は既に6隻を拿捕しており、ガザ北方のイスラエル中部アシュドッド港にえい航後、活動家らを事情聴取する。

 在イスラエル日本大使館によると日本人が乗っていたとの情報はない。

 軍報道官によると、ヘリコプターから降下するなどした兵士らが船団を制圧した際、6隻のうち1隻の活動家らが兵士から奪った銃などで発砲し、銃撃戦に発展したという。ほか5隻に死傷者はいないもようだ。

 イスラエルのバラク国防相は記者会見で「ガザに人道危機はない。船団の目的は政治的挑発行為だ」と主張。ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスの幹部ハニヤ氏は「支援船への攻撃は国際犯罪だ」と非難した。

 ハマスが2007年6月にガザを武力制圧して以来、イスラエルとエジプトはハマスへの武器流入阻止などを名目にガザ境界を厳しく封鎖。イスラエルは08年12月以降、外国船のガザ入港をすべて阻止している。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201006010098.html


>船の通信状態が悪く、死傷者数の情報は錯綜さくそうしている。
どうやらイスラエルが妨害電波をだして通信を妨害してゐたらしい[1]。

> イスラエルのバラク国防相は記者会見で「ガザに人道危機はない。船団の目的は政治的挑発行為だ」と主張。
毎度のことながら、なんてやつらだ!
パレスチナではなく、イスラエルのまはりだけに、かべをつくつてイスラエルを完全封鎖経済制裁しろ!!

鬼畜米英西欧はアフガンで戦争する暇があるなら、世界連合軍を結成してイスラエル軍をさつさとたふせ!そして、パレスチナを解放せよ!シオニスト・テロリストどもをこれ以上つけあがらせるな!!!!!


1. http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20100531_190555.html