翔ちゃんの墓前に花を供え、被告の有罪確定を報告する父親の村瀬純さん=2日午後、愛知県豊川市内で
村瀬翔ちゃんの父親純さん(31)は2日、妻らと同市内の墓前に報告した。
「長かった。早くはっきりさせたい気持ちでいっぱいだった。ほっとしている」。妻と翔ちゃんの姉弟の4人で静かに手を合わせた。純さんは「自分が一番悪い」と、車に翔ちゃんを放置していたことが事件につながり責任を感じているという。
03年7月の初公判から傍聴を欠かさなかった。しかし、一審は無罪。「本当は犯人ではないのでは」と不安が募り、「本当は誰がやったのか、教えてほしい」と天国の翔ちゃんに問い掛けることもあった。刑の確定に「本当にうれしい」。被告には「罪を償い、自分のやったことと向き合ってほしい。謝罪の言葉も聞きたい」とつぶやいた。
◆田辺被告側は再審請求の意向
愛知県豊川市の村瀬翔(しょう)ちゃん=当時1歳10カ月=を2002年、連れ去り海岸から投げ落としたとして殺人などの罪に問われ、名古屋高裁で懲役17年の逆転有罪判決を受けた派遣社員田辺(旧姓河瀬)雅樹被告(41)の上告を最高裁が棄却する決定をしたのを受け、弁護側は2日、「被告は無罪」として再審を請求する意向を明らかにした。
主任弁護人を務める後藤昌弘弁護士はこの日朝、名古屋拘置所で面会。最高裁の決定を知らせると、同被告は目を潤ませ「この後、何か(無実を訴えることを)やる方法があるんですか」と尋ねた。同弁護士が再審請求の手続きがあると答えると「お願いします」と託したという。再審請求の時期について、同弁護士は「なるべく早く出したいが、自分にとっても初めてなので、年明けになってしまうかもしれない」としている。
【翔ちゃん連れ去り殺害事件】 豊川市のゲームセンター駐車場で2002年7月、村瀬純さんの長男翔ちゃんが1人で残された車内から連れ去られ、約4キロ離れた愛知県御津町(現豊川市)の海岸で水死体で見つかった。県警は同駐車場に止めた車の中で寝泊まりしていた田辺被告を逮捕。被告は捜査段階で容疑を認めたが、公判では起訴事実を全面否認。「捜査員から威圧的な取り調べを受け、自白させられた」と無罪を主張した。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008100302000071.html
なんてこったい!!!
会長が腐敗した政府警察権力に対する不信感がとくに強いから言うわけではないのだが、人相が悪くて?ちょっと挙動不審?な男を適当に捕まえて自白を強要させたとしか思えないんですよ、この事件。証拠も目撃者も無くて、クロとは断定できてないのに有罪にすることが許されるのだろうか??なんか許せん。なんとかしないとこのままでは日本がヤバイと思うのだこれは。